今年も残りわずか。再び樹木伐採のこと。 12月28日(土)

 今年もあと3日を残すだけになり、あまり実感はないものの、新聞もテレビも今年の回顧を盛んに特集しているので、否応なしに駆け足で過ぎ去った1年間を振り返らざるを得ません。今年は大きな地震はなかったけれど、大型台風や竜巻など、これまでになかったような甚大な被害が出て、地球全体が異常気象にさらされていることが、もっとも強く記憶に残っています。
 自然現象だけでなく、近隣の国々との関係もぎくしゃくして、ますます悪化していくことも、戦前のような雰囲気が復活しつつあることも気にかかります。
 強いて明るい話題と言えば、2020年の東京オリンピックということになるのでしょうが、いまだに原発事故が収束されるどころか、次々と汚染水漏れなどが起きている状態で、当初の「東北復興のためのオリンピック」という理念が、いつの間にか姿を消してしまっているのはなぜでしょうか。また、オリンピックの準備中や大会中に、首都直下地震が起きたとしても、びくともしないような備えをぜひともしてほしいと思います。

 24日の樹木伐採の話し合いは、残念ながら公園事務所、水道局、三建との4者会談にはならず、公園事務所の二人だけとの話し合いだったそうです。その結果、数本の伐採については検討するものの、予定の45本の伐採は実施するとのこと。その後の水道局からの連絡でも、法面の保護と事故防止のため、大木の伐採は実施するとのことでした。全面的な希望は入れられませんでしたが、粘り強く交渉してくれた「すぎなみの会」の皆さんに感謝するばかりです。

ずいぶん手回しがいいと言うべきか、「玉川上水整備作業のお知らせ」という水道局のチラシが、早速上水沿いの各戸に配られました。岩崎橋~浅間橋間の高木の伐採をチェーンソーと高所作業車を使って行うとのこと。時期は1月15日頃から2月10日頃までだそうです。
 同時に岩崎橋のところにも作業についての掲示が貼り出されました。
 緑地公園事務所はずいぶん丁寧に「すぎなみの会」と話し合ってくれたのですが、水道局の方はなかなか既定方針を変えるところまでいかなかったようです。

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追記:45本の伐採にこだわっているのは、新たな植樹をして、トンネル状の整った樹林帯を作ろうと計画している緑地公園事務所だという説もあります。いずれにしてもなるべく上水の自然な形を残してほしいという私たちの願いとは相いれないものがあり、1月半ばからの作業がせめて高木の剪定に変更されるよう祈っています。
 
by tamagawajk | 2013-12-30 00:11


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